不妊治療には、保険が適用される「保険診療」と、保険が適用されない「自費診療」があります。
原則として、保険診療と自費診療を併用する「混合診療」は認められていません。
ただし、厚生労働省が「先進医療」として届け出を受理している一部の自費診療については、保険診療との併用が可能です。それ以外の場合は、一連の治療を基本的に保険診療で行う必要があります。

不妊検査の費用

不妊のスクリーニング検査は、基本的に自費で行っています。
以下は自費での費用例です。なお、治療の経過や検査の内容によっては、医師の判断で保険が適用される場合もあります。保険適用となる検査の料金については、受診時にお問い合わせください。

検査項目は医師との面談で決まるため、費用は検査内容によって異なります。目安として、初診時の費用は女性で約35,000円、男性で約16,000円です。詳しくは「初めて受診される方へ」もご参照ください。

不妊検査等助成事業

不妊検査や不妊治療に対して、助成を行っている自治体があります。ご自身の住んでいる自治体の情報をご確認ください。
東京都不妊検査等助成事業のご案内

初診料 2,910円
再診料 1,270円
経腟超音波(エコー)/卵胞計測 3,300円
経腟超音波(エコー)/妊娠 4,400円
AMH 6,600円
感染症検査
(B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒)
7,700円
クラミジア抗体検査
(IgG、IgA)
3,850円
甲状腺機能検査
(TSH、FT4、TgAb)
5,500円
末梢血液検査 1,500円
血液型 2,000円
ホルモン検査5種類
(E2、LH、P4、FSH、PRL)
各2,200円
風疹抗体検査 2,200円
肝機能、腎機能、糖尿病の検査 5,500円
ビタミンD 5,500円
精子不動化抗体 7,700円
超音波下卵管造影検査
(フェムビュー)
27,500円
ヒューナーテスト 2,200円
精液検査 5,500円
高度精子精液機能検査
(DFI+TAC)
17,600円

一般不妊治療の費用

タイミング指導および人工授精は、基本的に保険適用で行っています。
一般不妊治療には、年齢と治療回数の制限がありません。

初診料 860円
再診料 380円
一般不妊治療管理料
(3ヶ月に1回)
750円
人工授精 5,460円
超音波検査 1,590円
ホルモン検査(3項目) 1,230円

体外受精の費用

体外受精:保険診療費用(3割負担分)

保険適用には年齢および回数の制限があります。

  • 【40歳未満】胚移植は通算6回まで保険適用
  • 【40歳〜43歳未満】胚移植は通算3回まで保険適用
  • 【43歳以上】保険適用の対象外となります
診察料
初診料 860円
再診料 380円
生殖補助医療管理料
(1ヶ月に1回)
900円
採卵術
採卵術 9,600円
採卵加算 1個 7,200円
2個~5個 10,800円
6個~9個 16,500円
10個以上 21,600円
タイムラプス(先進医療・自費) ※33,000円

※当院ではすべての培養でタイムラプスを使用しております。

体外受精・顕微授精管理料
①体外受精 9,600円
②顕微授精 1個 11,400円
2個~5個 17,400円
6個~9個 27,000円
10個以上 35,400円
③Split(①・②両方実施) ①の半額+②
新鮮精子加算 3,000円
卵子調整加算(必要時のみ) 3,000円
IMSI(先進医療・自費) ※11,000円

※当院ではすべての顕微授精時に使用しております。

受精卵・胚培養管理料
1個 13,500円
2個~5個 18,000円
6個~9個 25,200円
10個以上 31,500円
胚盤胞作成加算
1個 4,500円
2個~5個 6,000円
6個~9個 7,500円
10個以上 9,000円
胚凍結保存管理料(導入時)
1個 15,000円
2個~5個 21,000円
6個~9個 30,600円
10個以上 39,000円
胚移植術
新鮮胚移植 22,500円
融解胚移植 36,000円
アシステッドハッチング加算 3,000円
高濃度ヒアルロン酸
含有培養液加算
3,000円
必要に応じて加算する先進医療(自費)
Zymōt 30,000円
PICSI 25,000円
子宮内膜刺激胚移植法
(SEET)
33,000円
子宮内膜受容能検査
(ERA)
137,500円
子宮内細菌叢検査
(EMMA・ALICE)
77,000円
子宮内膜スクラッチ 11,000円
選定療養(自費)
精子凍結(融解代含む)1本 33,000円

体外受精費用のシミュレーション(保険適用)

治療費は治療内容によって異なります。以下はあくまで目安としてご参考ください。

例1)自然周期・採卵1個・体外受精・新鮮胚移植した 合計:101,400円
① 採卵時に支払い:62,400円
採卵術(9,600円)+採卵加算1個(7,200円)+タイムラプス(33,000円)+体外受精(9,600円)+新鮮精子加算(3,000円)
② 移植時にお支払い:39,000円
受精卵・胚培養管理料(13,500円)+新鮮胚移植(22,500円)+高濃度ヒアルロン酸含有培養液加算(3,000円)
例2)低刺激周期・採卵3個・3個顕微授精・1個新鮮胚移植・2個胚盤胞凍結した 合計:15,5300円
① 採卵時にお支払い:84,800円
採卵術(9,600円)+採卵加算2~5個(10,800円)+タイムラプス(33,000円)+顕微授精2~5個(17,400円)+IMSI(11,000円)+新鮮精子加算(3,000円)
② 移植時にお支払い:49,500円
受精卵・胚培養管理料(18,000円)+胚盤胞作成加算2~5個(6,000円)+新鮮胚移植(22,500円)+高濃度ヒアルロン酸含有培養液加算(3,000円)
③ 次回来院時にお支払い:21,000円
胚凍結保存管理料2~5個(21,000円)

東京都の先進医療の助成金について

東京都にお住いの方には、先進医療に対して1回の治療につき最大15万円(7割分)の助成があります。詳しくは、助成金の案内ページをご参照ください。

体外受精の保険治療がスタートする前の自費採卵の凍結胚の扱いについて

2022年3月以前自費の成功報酬制度で採卵、凍結した胚を用いて移植する場合、保険治療の要件を満たしているなら、保険適用で移植することは可能です。なお、卒業時に妊娠成功報酬を頂戴いたします。

体外受精:自費診療費用(税込)

検査費用
エコー 3,300円
E2/LH/P4/FSH/PRL/HCG(各) 2,200円
採卵費用
卵子1個のみ 88,000円
卵子2個以上 110,000円
精子調整・媒精・初期培養 110,000円
タイムラプス加算 33,000円
胚移植費用
新鮮胚移植 88,000円
凍結胚移植(融解費用込み) 121,000円
アシステッドハッチング(AHA) 22,000円
ヒアルロン酸培養液 11,000円
特殊技術費用
顕微授精・1個 33,000円
顕微授精・2個以上 55,000円
IMSI 11,000円
胚盤胞培養 55,000円
PICSI 25,000円
PIEZO 22,000円
ザイモート精子選択 30,000円
卵子活性化加算 33,000円
SEET法 33,000円
PGT-A(1個) 110,000円
胚凍結費用
1個(1年分の保管料含む) 55,000円
凍結保管更新料・1個/年 55,000円
精子凍結保存等費用
精子凍結
(1本、1年分の保管料含む)
33,000円
精子凍結
(2~3本、1年分の保管料含む)
55,000円
凍結精子融解 11,000円
凍結精子保存更新
(1本/年)
22,000円

体外受精費用シミュレーション(自費)

例1)採卵1個(体外受精)・新鮮胚移植した 合計 330,000円
① 採卵時にお支払い 231,000円
採卵代 ¥88,000+精子調整・媒精代 ¥110,000+タイムラプス加 算¥33,000
② 移植時にお支払い 99,000円
新鮮胚移植 ¥88,000+ヒアルロン酸培養液 ¥11,000
例2)採卵3個(体外受精)・1個新鮮胚移植・1個胚盤胞凍結した 合計462,000円
① 採卵時にお支払い:253,000円
採卵代 ¥110,000+精子調整・媒精代 ¥110,000+タイムラプス加算 ¥33,000
② 移植時にお支払い:154,000円
新鮮胚移植 ¥88,000+ヒアルロン酸培養液 ¥11,000+胚盤胞培養代 ¥55,000
③ 次回来院時にお支払い:55,000円
胚凍結代(1個) ¥55,000
例3)採卵5個(顕微授精)・2個胚盤胞凍結・次周期融解胚移植した 合計638,000円
① 採卵時にお支払い 319,000円
採卵代 ¥110,000+精子調整・媒精代 ¥110,000+タイムラプス加算 ¥33,000+顕微授精 ¥55,000+IMSI¥11,000
② 採卵8日頃の診察時にお支払い 165,000円
胚盤胞培養代 ¥55,000+胚凍結2個 ¥110,000
③ 次周期融解胚移植時にお支払い 154,000円
融解胚移植 ¥121,000+AHA ¥22,000+ヒアルロン酸培養液 ¥11,000

卵子凍結の費用

卵子凍結 パッケージプラン
初回 税込 330,000円
2回目以降 税込 275,000円

(採卵、卵子凍結、1年間保管費用を含む)

採卵までかかる費用
初診+採卵前検査 約3万円
超音波+ホルモン検査 約2.5~3.5万円
排卵誘発剤 約3~6万円
(個人差があり、概算費用)
局所麻酔
(希望者のみ)
22,000円

(採卵、卵子凍結、1年間保管費用を含む)

不育症・着床不全検査費用

抗リン脂質抗体、染色体、甲状腺、血液凝固に関する検査は、不育症の場合、保険適用で実施しています。
一方、着床不全に関する検査は保険適用外となり、自費診療となります。検査内容は、保険診療の場合よりもやや多くなります。

検査項目 保険費用の
目安(※)
自費
(税込み)
抗リン脂質抗体
+血液凝固系検査
4,840円 33,000円
染色体検査 夫婦で
17,840円
夫婦で
66,000円
子宮内膜病理検査
(CD138染色)
16,500円
子宮内細菌培養
+感受性検査
5,500円
子宮内フローラ検査 44,000円
TH1/TH2細胞比 22,000円
ビタミンD 5,500円

※別途採血料や判断料がかかる場合があります。

婦人科の費用

症状がある場合は、保険診療で対応いたします。
費用については、受診時に受付までお問い合わせください。
ここでは、保険適用のない自費診療の費用を掲載しております。

初診料 2,910円
再診料 1,270円
妊娠に関する診療
超音波(エコー) 4,400円
妊娠反応(血液検査) 2,200円
紹介状 3,300円
性感染症検査
B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV
(血液検査)
7,700円
クラミジア抗体検査
(血液検査)
3,850円
クラミジア・淋菌検査
(頸管分泌物)
4,400円
がん検診
子宮頸がん検査 3,300円
子宮体癌検査 8,800円
卵巣がん(エコー) 3,300円
ピルの処方
アフターピル 13,200円
避妊用ピル
(ファボワール1シート)
2,530円
月経移動ピル 5,500円

ブライダルチック・妊活ドック

基本の検査セットをおすすめしておりますが、ご希望に応じて検査項目をお選びいただくことも可能です。より詳細な検査をご希望の場合や、検査項目を簡略化されたい場合は、お気軽にご相談ください。各項目の費用の詳細については、「不妊検査の費用」をご参照ください。

女性の基本検査セット(約32,000円)
  • 経腟超音波検査
  • 血液検査
    • クラミジア抗体検査(クラミジアIgG、IgA)
    • 甲状腺検査(TSH、FT4、TPO抗体)
    • 感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV)
    • AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
    • プロラクチン(PRL)検査
    • 血液一般・血液型
男性の検査セット(約13,000円)
  • 精液検査
  • 感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV)

保険医療機関における
書面掲示事項

令和6年6月の診療報酬改定に基づき、関東信越厚生局に届出た施設基準等を掲載しております。

特掲診療料

  • 一般不妊治療管理料
  • 生殖補助医療管理料

先進医療技術

  • タイムラプス(タイムラプス撮影法による受精卵・胚培養)
  • IMSI(強拡大顕微鏡による形態良好精子の選別)
  • ERA(子宮内膜受容能検査)
  • EMMA / ALICE(子宮内細菌叢検査)
  • SEET法(子宮内膜刺激胚移植法)
  • Zymōt(膜構造を用いた生理学的精子選択術)
  • PICSI(ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選別術)
  • 子宮内膜スクラッチ

夜間・早朝等加算

厚生労働省の定めた診療報酬点数の算定基準に基づき、受付された時間により夜間・早朝等加算をご請求させていただきます。

明細書発行体制等加算

項目ごとの内容を記載した明細書を無料で発行しております。

医療DX推進体制整備加算

オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報を実際に活用できる体制を整備しています。

ベースアップ評価料

当院では、ベースアップ評価料を届出し算定しています。本評価料は医療従事者の処遇改善にその全額を充当することにより、物価高騰の中、医療従事者が安心して職務に従事するためのものですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

保険外負担に関する事項(選定療養)

選定療養とは、厚生労働大臣の定めにより、保険適用外の治療を、保険適用の治療と併せて受けることができる制度のことです。

精子凍結(精液検査、凍結代、融解代含む)

1本33,000円(税込み)

採卵当日に院内採精や射出精子を持参することが困難な場合、精子をあらかじめ凍結保存しておくことが可能です。

Contact

お電話でのお問い合せ
03-5807-6888
メールでのお問い合せ
メールフォームはこちら