• 10月 14, 2026
  • 10月 2, 2026

卵胞がどのくらいの大きさになると排卵するのか?

秋葉原ART Clinic 院長の湯です。

今回は、「卵胞がどのくらいの大きさになると排卵するのか?」について解説いたします。

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排卵直前の大きさは「約18〜20mm」

主席卵胞は一般的に直径が約18〜20mm(約2cm)前後に成長したタイミングで排卵を迎えます。

月経周期の始め(胞状卵胞の時期)にはわずか数ミリだった卵胞が、1日におよそ1.5〜2mmペースで急速に大きくなり、20mm前後の成熟した状態になって排卵へと向かいます。

ただし、排卵する大きさには個人の体質や「自然周期」か「薬を使った周期」かによって少し違いがあります。

  • 自然周期の場合:約18〜20mmで排卵することが多いです。
  • クロミッドやレトロゾール(排卵誘発剤)使用時:少し大きくなりやすく、22〜25mm前後で排卵することがあります。

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「大きさ」だけで排卵日が決まるわけではありません

「20mmになったから今日排卵する」と単純に言い切れないのが、体の複雑で面白いところです。

排卵が起こるためには、卵胞の「大きさ(物理的な成熟)」だけでなく、脳から出される「LHサージ(排卵を起こすホルモンの急上昇)」というシグナルが必要です。

  1. 卵胞が20mm近くまで育つ
  2. 卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン/E2)が十分に分泌される
  3. 脳がそれを感知して黄体化ホルモン「LH」を一気に大量分泌する(LHサージ)
  4. 排卵が起こる

つまり、いくら卵胞が20mmに達していても、LHサージが起きなければ排卵しません。逆に、少し小ぶり(17mm程度)でも強力なLHサージが起きれば排卵することもあります。

卵胞がどれぐらいの大きさになると排卵するの?最新版

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超音波検査で何を見ているのか?

クリニックの排卵チェック(タイミング指導や人工授精の時期決定)では、超音波検査で以下のポイントを観察しています。

  • 卵胞の平均径:縦と横のサイズを測り、18〜20mmに達しているか
  • 内膜の厚さ:着床に必要な子宮内膜が十分に厚くなっているか(通常8mm以上)

血液検査で何を見ているのか?

  • E2(エストロゲン / 卵胞ホルモン):卵胞の成熟度を調べる
  • LH(黄体化ホルモン):排卵の直前シグナル(LHサージ)を捉える
  • P4(黄体ホルモン):排卵がすでに終わったか(または黄体機能)を確認する
  • FSH(卵胞刺激ホルモン):卵巣の反応などを確認する

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まとめ

  • 自然周期では、主席卵胞は約18〜20mmに成長すると排卵することが多い
  • 卵胞は1日に約1.5〜2mmずつ大きくなる
  • 実際に排卵するには、大きさだけでなくホルモンのシグナル(LHサージ)が必要

当院では、排卵チェック(タイミング指導や人工授精の時期決定)では、超音波検査と血液検査を組み合わせて最適な時期を判断しています。

「排卵検査薬で陽性が出ない」「排卵検査薬でずっと陽性」など、排卵時期の予測でお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。

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