• 8月 29, 2026
  • 8月 28, 2026

AMHが低いと妊娠しにくい?

AMHが低い=妊娠しにくい、ではありません

AMHが低いと言われると、「妊娠は難しいのでしょうか?」と不安になられる方が少なくありません。しかし、AMHが低いことと、「妊娠しにくい」ということは必ずしも同じではありません。 

AMHは“卵の数の目安”をみる検査です

AMHは、卵巣の中に残っている“卵の種”の数の目安を示す検査です。つまり、「あとどのくらい卵子が残っているか」を推測する指標であり、卵子そのものの“質”を直接表す検査ではありません。そのため、AMHが低くても自然妊娠される方はいらっしゃいますし、体外受精で妊娠・出産に至る方も多くいらっしゃいます。 

AMHが低いと、採卵数が少なくなることがあります

一方で、AMHが低い場合には、一般的に発育する卵胞の数が少なくなり、採卵できる卵子数も少なくなる傾向があります。“卵の種”が少ない状態では、強く卵巣を刺激しても発育してくる卵子の数が限られることが多いため、患者様によっては低刺激法のメリットが大きい場合もあります。

AMHは年齢とあわせて考えることが大切です

また、AMHは卵子の“質”を直接評価する検査ではありませんが、一般的には年齢とともに卵巣機能や卵子の質も低下していくことが知られています。特にAMHが1.0未満と低い方では、今後さらに卵巣機能が低下していく可能性も考慮しながら、早めに体外受精を含めた治療方針を検討する必要があります。

 若年層ではAMH検査が特に重要となることがあります

また、若い方では「まだ年齢が若いから大丈夫」と考えてしまい、適切な治療開始のタイミングを逃してしまうこともあります。そのため、特に若年層の方にとってAMH検査は、今後の妊娠や治療について考えるうえで、より重要な意味を持つことがあります。

AMHは“治療方針を考えるための指標”です

AMHは、妊娠のしやすさを単純に決める数値ではありません。しかし、今後の治療計画を考えるうえで重要な参考指標のひとつです。

検査結果を見て不安になることもあるかと思いますが、一人で抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。

当院では、AMH検査を含むプレコンセプションケアや不妊検査に対応しています。妊娠を希望されている方だけでなく、妊娠についてまだ具体的に考えていない方や、「まずはAMHを知りたい」という方の検査にも対応しています。

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