• 9月 6, 2026
  • 9月 5, 2026

卵子ってどれくらい小さい?|培養士が教える「卵子の大きさ」

こんにちは。培養室です。

当クリニックでは、採卵や胚移植の際に卵子や胚をモニターに映し、ご確認いただいています。

そのため、ご自身の卵子をご覧になったことがある患者様も多いのではないでしょうか。

皆様は、そのときに見ている卵子が、実際にはどれくらいの大きさなのかご存じですか?

今回は、私たち培養士が皆様からお預かりしている「卵子」の大きさについてお話しします。

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ニワトリの卵と、人間の卵子

「卵」と聞くと、ニワトリの卵を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

ニワトリの卵は、およそ5〜6cmほどの大きさがあります。

一方、人間の卵子は、ニワトリの卵とは大きく異なります。

人間の卵子は体内で成長し、発育に必要な環境や栄養を母体から得ることができるため、ニワトリの卵のような大きさになる必要はありません。

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卵胞は約20mm、でも卵子は約0.1mm

人間の卵子は、卵巣の中で「卵胞」と呼ばれる袋状の構造の中に存在しています。

排卵に向けて卵胞は少しずつ大きくなり、その大きさには個人差がありますが、一般的には直径が約20mm程度になると排卵に至ります。

採卵では、排卵が起こる前のタイミングで卵子を採取します。

では、その中にある卵子自体はどれくらいの大きさなのでしょうか?

実は、人間の卵子の大きさは、わずか約0.1mmです。

ニワトリの卵が約6cmだとすると、人間の卵子はその約600分の1ほどの大きさになります。

卵子

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精子はさらに小さい

精子は卵子よりさらに小さく、精子の頭部はおよそ0.005mmほどです。

つまり、人間の卵子の直径と比べると、精子の頭部は約20分の1程度の大きさです。

この小さな卵子と精子が出会い、受精の過程を経て、新しい命の始まりとなる受精卵ができます。

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胚盤胞になっても、まだ約0.2mm

受精卵は、最初は1つの細胞です。

その後、細胞分裂を繰り返しながら、少しずつ細胞数を増やしていきます。

そして、さらに発育が進むと「胚盤胞」と呼ばれる段階になります。

たくさんの細胞に分かれて大きく成長したように見えますが、着床前の胚盤胞の大きさは、およそ0.2mmほどです。

私たちも、もともとはこんなに小さなところから始まっていたのだと思うと、不思議な気持ちになりますね。

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大切な卵子や胚をお預かりしています

私たち培養士は、皆様からお預かりした大切な卵子や胚を、一つひとつ丁寧に取り扱っています。

「モニターで見た小さな卵子が、実際にはどれくらいの大きさなのか」

少しでもイメージしていただけたでしょうか。

皆様に安心して治療を受けていただけるよう、十分な経験と知識を持つ培養士が、日々大切に卵子や胚をお預かりしています。

ご質問や気になることがありましたら、些細なことでも構いません。

どうぞお気軽にお声がけください。

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体外受精・顕微授精について詳しく知りたい方へ

今回ご紹介した卵子や受精卵は、体外受精・顕微授精において、培養士が大切にお預かりしながら受精・培養を行っています。

体外受精・顕微授精の治療の流れや、それぞれの方法については、こちらのページでも詳しくご紹介しています。

▶ 体外受精・顕微授精について詳しく見る

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