今年4月より、秋葉原ART Clinicの診療体制が大きく変更することとなりますので、お知らせいたします。
事情により私、湯 暁暉が3月末で院長を退任させていただき、4月1日に新しい院長、堤 亮先生が就任する予定です。堤 亮院長を中心とした医師チームが診療を行う体制を整えました。突然な決定で通院中の皆様にご不安や戸惑いを与えてしまい、大変申し訳ございません。
堤 亮先生は東京大学産婦人科教室の先輩で、不妊治療への情熱と患者様への思いをお持ちの不妊治療のスペシャリストです。以下に堤亮先生からのご挨拶とプロフィールを掲載させていただきます。秋葉原ART Clinicは、皆様にさらなる質の高い不妊治療を提供できるよう目指しておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
秋葉原ART Clinic
院長 湯 暁暉
ご挨拶
2025年4月1日より秋葉原ART Clinicの院長に就任する予定の堤亮です。
私は長年、体外受精・着床不全の診療に携わり、多くの患者様の妊娠を支えてきました。医師3年目に体外受精と出会いその後、東京大学医学部附属病院で体外受精外来を担当、Hawaii大学では卵子凍結の研究を行い、日本有数の規模を誇る杉山産婦人科で副院長を務めてきました。これまでの知識と技術を活かし、患者様一人ひとりに最適な治療を提供できるように尽力いたします。
特に心がけているのは、「患者様の気持ちに寄り添うこと」 です。私自身、コロナ禍に膝の手術を受け、術後の感染症や血栓症、リハビリの困難を経験しました。その過程で、治療に対する不安や先の見えない焦燥感を身をもって知り、患者様のそうした思いを少しでも和らげ、力になりたいと強く感じるようになりました。
不妊治療は決して簡単な道のりではありません。しかし、患者様とともに悩み、考え、最善の選択をすることこそ、私の役割だと考えています。秋葉原ART Clinicで皆さまの夢を叶えるお手伝いができれば幸いです。
堤 亮
プロフィール
学歴
- 1996年3月 筑波大学附属駒場高校卒業
- 2002年3月 日本大学医学部卒業
- 2009年3月 東京大学大学院医学系研究科卒業
- 2009年3月 医学博士号取得(専門分野: 生殖医療)
職歴
- 2002年5月~東京大学医学部附属病院産婦人科
- 2003年4月~日本赤十字社医療センター産婦人科
- 2004年1月~焼津市立総合病院産婦人科
- 2007年9月~東京北社会保険病院産婦人科(現・東京北医療センター)
- 2009年4月~東京大学医学部附属病院産婦人科
- 2010年9月~University of Hawaii Institute for Biogenesis Research
- 2012年1月~東京大学医学部附属病院産婦人科助教
- 2013年7月~帝京大学医学部附属溝口病院産婦人科助教
- 2016年4月~東京大学医学部附属病院産婦人科助教
- 2017年4月~杉山産婦人科
- 2020年1月~杉山産婦人科丸の内副院長
専門医
- 日本産科婦人科学会専門医
- 日本生殖医学会生殖医療専門医
- 日本産婦人科内視鏡学会技術認定医(子宮鏡)
所属学会
- 日本産科婦人科学会
- 日本生殖医学会
- 日本産婦人科内視鏡学会
- 日本受精着床学会
- アメリカ生殖医学会(ASRM)